永井豪 世紀末展 レポート
永井豪 世紀末展 レポート(というか、サイン会騒動顛末記)
1998.7.4(Sat.)




まえふり
いわき市立美術館を皮切りに日本全国・世界各地を回る「永井豪 世紀末展」がついに始まった。7/4初日の様子や展覧会の見どころ、さらには関係者から漏れきいた、ここでしか知りえない情報などをレポートする。ちなみにカメラも持っていったのだが現地で故障が判明し、写真はなしです。
チラシ表チラシ裏
●到着
朝7:00に会場に到着。7番目。あさみぃさんもすでに来ている。

 びざーる 「おはよ。早いねぇ。何時から?」
 あさみぃ 「昨日の夕方3時くらいに来て、ちょっと古本屋回って……」
 びざーる 「昨日からきてたんだ。朝は?」
 あさみぃ 「0時から…」
 びざーる 「泊まり込み?。え、ひとりで?」
 あさみぃ 「うん」
 びざーる 「あさみぃさん、気合はいりすぎ(笑)。」
 あさみぃ 「ちょっとね(苦笑)。」
●開場まで:いわき市立美術館にて
 しだいに人の列も増えてきた。永井豪先生もタクシーで美術館前に到着し、関係者入口へ。 このあと、美術館員によるサイン会についての説明あり、いわく、
 美術館員「サイン会は、美術館入場の先着順ではない。整理券は配らない。開場後の10時半頃、改めてアナウンスをし、改めて並び直していただく。」
(当然先頭集団から不満の声)
 先頭集団「なぜそのようなやり方をする必要があるのか。先日の電話応対では整理券を配ると言っていたではないか。」
 美術館員「情報の混乱については申し訳ない。11時からサイン会開始、という告知を見て来るフツーの人たちに公平な機会を与えるため…」(以上文言は大意)
(オレたちゃフツーの人じゃないんかい、のささやき声あり。確かにフツーじゃない、と私の内なる声。)
結局、館内放送をよく聴いて皆で力を合わせて何とかしよう!と対策にもならない対策をたてる。

いよいよ開場が近づき、カメラマンなど報道の人間もそこかしこに。1番のりのあさみぃさん取材を受ける。

 びざーる「取材、どこ? 早く来た甲斐があったじゃん。」
 あさみぃ「福島民報。そんなの見れないよ…。」
略歴映画鑑賞会チラシグッズ購入申込書
●テープカット

入場券半券 特別割引券
 予定通り、9時15分開場(まだ展覧会場には入れない。グッズ販売もテープカット終了までおあずけ)。入場先着100名に配られる「展覧会ポスター」をいただく。カウンタにある「展覧会チラシ」と、「永井豪略歴」も入手。

 9時半からは2階ロビーにてテープカット。これに先だって、永井豪先生からあいさつ。
「終わった仕事を振り返る機会をいままであまり持たなかったが、今回改めて自分のやってきた事を、驚きを持って概観できた。展示も上々であり、ぜひ楽しんでいっていただきたい。」(かなり省略。文は大意)

大きな拍手、そしてテープカット。再び大きな拍手。
●さあ始まった!
 テープカット終了と同時に展覧会が始まった。いきなりグッズ等販売所は黒山のひとだかりである。私もさっそく「図録」・「ポストカード10枚セット」・「キューティーハニー・タペストリ」・「冷奴Tシャツ」・「貯金箱」購入。販売されたグッズの一覧は以下のとおり(ゆっくり購入計画をたてましょう)。
1.展覧会図録\2500
2.絵葉書(10枚セット)\1500
3.絵葉書(デビルマン)\150
4.絵葉書(マジンガーZ)\150
5.絵葉書(デビルマンレディー)\150
6.絵葉書(バイオレンスジャック)\150
7.絵葉書(ドロロンえん魔くん)\150
8.絵葉書(キューティーハニー)\150
9.絵葉書(手天童子)\150
10.絵葉書(凄ノ王)\150
11.絵葉書(ハレンチ学園)\150
12.絵葉書(冷奴)\150
13.テレホンカード(ハレンチ学園)\1500
14.テレホンカード(ドロロンえん魔くん)\1500
15.テレホンカード(デビルマンレディー)\1500
16.マジンガーZカレンダー\2310
17.グレートマジンガーカレンダー\2310
18.マジンガーZテレホンカード\1000
19.デビルマン貯金箱\5000
20.デビルマン貯金箱(小)\1500
21.デビルマン????(読めない)\10000?
22.マグカップ(マジンガーZ)\1800
23.マグカップ(グレートマジンガー)\1800
24.タペストリー\2500
25.ポスター(バイオレンスジャック)\1000
26.ポスター(デビルマンレディー)\1000
27.ジグソーパズル\3000
28.Tシャツ(デビルマン)\3000
29.Tシャツ(マジンガーZ)\3000
30.Tシャツ(グレートマジンガー)\3000
31.Tシャツ(キューティーハニー)\3000
32.Tシャツ(けっこう仮面)\3000
33.Tシャツ(ハレンチ学園)\3000
34.Tシャツ(冷奴)\3000
ふう、と落ちついた後、タバコなんかすったりして図録なんか見てたりして、グッズ申込用紙では消されていたのに置いてあるから「ください」って言ったら売ってくれたなぁデビル貯金箱。あれぇ、パッケージの写真と違って銀一色だよ、もしかして限定バージョン?ラッキー?などと一人でくつろいでたりして、ふと気づくとまわりに先頭集団の面々が……。
●誰もいないではないか!
あわてて荷物かかえて場内かけずりまわり、1階ホール・エレベータ前で隊列を組んでいた集団を発見する。

 びざーる「あせったぁ、誰もいないし。」
 あさみぃ「きましたね(笑)。なんかココらしいよ。」
 びざーる「ま、取りあえず並びますか。でも2階だったらアウト?」
 あさみぃ「ですね」

10時半にめでたく「サイン会希望のお客様は、1階エレベータ前にお並び下さい……」のアナウンス。よっしゃ!
 その後、サイン会までの間に携帯に連絡あり、horie氏および“俺とデビルマン”HIRO-P氏とも合流。
図録リトグラフパンフ
●サイン会
 11時過ぎ、豪チャン登場、サイン会開始!事前に美術館員から、「サインだけ、イラストなどはなしですよ」と釘がさされていたのだが、いきなりレディーのイラスト付サインで会場どよめく。次々にサインの列が消化され、10番目はワタシだ!お願いします、と言う間もなく、サインペンが走る。次第に明らかになってきたその絵は……正面デビルマンだっ!うれしい。とにかく「ありがとうございました」をはっきり言おう!それだけを考えながら、ペンの走るのを見つめてました。
●明日に続く(眠いのだった)
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